とうとうやってしまった誤食で救急診療

こんにちは。あずみです。

桃子をお迎えして3ヶ月が過ぎて、飼い主の気の緩みが出たのか

とうとう桃子に誤食をさせて診察時間外の救急診療のお世話になることがありました。

桃子仕様に模様替えをしてきたはずが

これまで、トイレの失敗に備えてリビングのカーペットを洗えるタイルカーペットにしたり

桃子をできるだけ自由な空間で過ごさせてあげたくて、

危ないものを集めた人間スペースをサークルで囲うなど工夫をしてきました。

そして、今回もできるだけ自由なスペースを広げてあげようと

人間スペースにあったソファを処分し、桃子の手が届かない高さのテーブルを置きました。

ソファがなくなったため、そこには以前から持っていた

仕事用の椅子を置くことにしたのです。この椅子が盲点でした。

桃子の視線からは見えていた危険物

椅子を置いて半日、特にイタズラをするわけでもなく、

広くなったリビングを走ったり楽しそうな桃子。

その日の夕方、飼い主が2時間ほど外出して帰宅すると

見覚えのないゴム製の黒いカケラが3粒ほど落ちていました。

黒いもの、ゴム製のものに全く心当たりがありません。

その日変わったことは、その椅子をリビングに置いたことくらい。

ここでお留守番カメラを確認。すると、何かをモグモグと噛み砕いて飲み込む桃子が映っていました。

椅子の座面の裏側にゴム製の部品が付いていたようなのです。

2つありそうな部品が1つなくなっていました。

誤食の時は対応の速さが大事

桃子をチラリと見ると、怒られているわけでもないのに

ピシッとオスワリをして、こちらを見ないでいる桃子。

その様子は今思えば少し笑ってしまいますが、私の緊張感が伝わっていたのかもしれません。

ただこの時は、頭が真っ白になり、すぐに我に返って病院へ電話。

早ければ吐き出させることができるかもしれないということで

タクシーで桃子を病院に連れていきました。

突然キャリーケースに入れられた桃子はびっくりしていましたが

普段、キャリーケースに入ってもらうのに時間がかかるのに

この時の自分の動きの速さには私自身が驚きます。必死でした。

レントゲン、薬で吐かせる処置。でも吐かない・・

病院へ着き、先生に状況を説明して残っていた部品と食べ残したと思われるカケラを見て頂きました。

そしてレントゲンを撮ってみて、胃に残っていれば吐き出させることが出来るかもしれないとのことで

先生の判断にお任せしてお願いしました。

が・・桃子がすごくこらえるようであまり吐き出さないのだそうです。

それでも一部、飲み込んだゴム製のものが出てきました。

それを見た先生が、飲み込んだものの素材や噛み砕いた後の大きさを見る限り

腸などを傷つけたり、詰まったりする可能性は低く便と一緒に出てくる可能性が高いとのことでした。

一安心。でも気を引き締めて。

食べたものも吐いたので、脱水予防と栄養剤?の注射をしてもらい帰宅。

その後の桃子は特にいつもと変わりませんでした。

けれど、

処置中の診察室から、キャンキャンという聞いたことのない桃子の声が聞こえてきた時は

管理出来なかった私のせいで可哀想なことをしたと、とっても反省しました。

この日は、万が一の急変に備えて初めて桃子と同じ部屋で就寝。

急変した時に何かできるわけではないんだけども。。

夜中、いつの間にか桃子が布団に入ってきて私の腕にしがみつくような格好で寝ていました。

その後の桃子のうん○から、ゴム製のカケラが少しずつ出てきたことを確認して

ようやく少しホッとしたところです。

けれど、気をつけているつもりでも盲点があるものだと改めて気がつきました。

飼い主の不注意で、桃子に痛い思いや苦しい思いをさせることがないようにしなくてはいけません。

健康で長く一緒に暮らしていくために、飼い主の責任はとっても重大、

そう思い知ったヒヤリとした出来事でした。

寝起きの桃子

今回、カメラに桃子が実際に何かを食べる様子が映っていたことで、病院での説明時にとても役に立ちました。「何かのカケラが落ちていたけど、食べていないかもしれない」という話も出ましたが、「噛んで飲み込んだ様子がカメラに映っていた」と説明したことで話が早く進みました。

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